平成１９年度CORALパイロットプログラム受講証授与式が行われました 　平成２０年1月８日（火）午後５時より、CORALパイロットプログラムの受講証授 与式が東京大学理学部化学本館５階講堂にて行われました。引き続き５階ロビー にて、意見交換会が開催されました。 　授与式では、東大より、山内　薫（大学院理学系研究科）、五神　真（大学院工 学系研究科）から、パイロットプログラム参加者と講師をしてくださった企業の 先生方への感謝が述べられ、電機通信大学の植田憲一先生、慶應義塾大学の神成 文彦先生から、ご挨拶をいただきCORAL事業に寄せる期待が述べられました。そ の後、パイロットプログラム参加者の内、授与式参加者（３１名）の一人一人に 対して、山内、五神より、CORAL受講証が授与された。その後、会場にて企業か らの講師の先生方のお一人お一人に、そして、東大本部渉外の安藤晴夫様に、プ ログラムへのご支援を感謝が述べられました。 　意見交換会は、ニコン大木様の乾杯の挨拶とともに始まり、パイロット講義受講 者、企業より参加の講師の先生方、関連する教員の間で和やかに意見交換が行わ れました。 　意見交換会では、受講者側から、「小さい頃に忘れていた、物作りの楽しさとい うものを、大学院に来て思い出し、楽しむことができ、講師の先生方に感謝して いる。」、「光を専門に研究する博士学生の自分にとっても、最先端の内容を深 く学ぶ非常に良い機会だった。こういった機会は貴重なのでこの先も大事にして いってほしい。」、「身の回りにある製品にいろいろな先端技術が応用されてい ること、それぞれ非常に高度な技術が使われていることが分かり、自分も将来そ のような技術に携わってみたい。」、「少数グループで講師の先生と光科学の先 端技術について、また企業での研究について話ができる環境がありがたかっ た。」などのコメントが寄せられました。 　講師の方々からは、「自分が学生の頃を思い出して、光のきれいさ、美しさと いったものを伝えることができたとしたら嬉しいことだ。」、「会社の中で得意 な技・分野のある人間を講師に選んだ。いろいろな問題も頭を寄せ合って解決し て、良いものづくりに結び付けてゆくということを知ってもらいたかった。」、 「光科学と光産業に興味をもつ学生が増えてくれば嬉しい。」「受講者の方は、 同じ分野で働く仲間として思っているので、がんばってほしい。」などのご意見 をいただきました。 　午後６時半ごろ、今後のCORAL事業の発展を祈って、意見交換会が盛会の内に終 了しました。  授与風景  意見交換会風景