平成20年5月22日(木)から6月27日(金)にかけて、5回にわたって、 Farhad Faisal 教授による「強光子場における原子分子過程の理論」に関する講義が「先端光科学教育研究コンソーシアム（CORAL) 特別講義 I」として開講されます 先端光科学教育研究コンソーシアム（CORAL) 特別講義�T テーマ：　強光子場における原子分子過程の理論 講師：　Farhad Faisal 教授（ドイツ、Bielefeld 大学） 　本講義では強光子場におけるさまざまな原子分子過程を解析するための理論的な方法論や解析法についての基本的な概念を説明する。特に、原子や分子が極めて強いレーザー場と相互作用している場合を具体的な例として紹介し、実験結果と理論との比較を、図を用いて分かりやすく説明する。そして、レーザー光と物質の間の、高い非線形性を持つダイナミクスについて、微視的なレベルでの洞察を与える。 日時・講義概要： 第１日目：５月２２日（木）午前１０：００〜１２：００ 「光と物質の相互作用：高次摂動論」　→写真はこちらをご覧下さい 第２日目：５月２９日（木）午前１０：００〜１２：００ 「非摂動論的な現象」 第３日目：６月６日（金）午前１０：００〜１２：００ 「強光子場における分子」 第４日目：６月２０日（金）午前１０：００〜１２：００ 「高次高調波の発生」 第５日目：６月２７日（金）午前１０：００〜１２：００ 「強光子場多体S行列理論」 （第１日目、第２日目、第３日目は GCOE化学講義１として開講するので、大学院理学系研究科大学院講義として１単位を取得することができる。） 講義場所：　いずれも東京大学理学部化学本館４階講義室（1404号室） CORAL Lecture I on “Theory of Intense-Field Atomic and Molecular Processes” Lecturer: Farhad Faisal (University of Bielefeld, Germany) This set of lectures will introduce the basic concepts and theoretical methods of analysis of intense-field processes. Examples of both atomic and molecular systems interacting with very strong laser fields will be considered. Illustrative comparisons of experimental data and theory will be made. The purpose is to gain insights into the highly non-linear dynamics of laser-matter interaction at microscopic level. Lecture Schedule: May 22 (Thu) 10:00 - 12:00 Lecture I: Light-matter interactions; Higher order perturbation theory May 29 (Thu) 10:00 - 12:00 Lecture II: Non-perturbative phenomena June 6 (Fri) 10:00 - 12:00 Lecture III : Molecules in intense laser fields June 20 (Fri) 10:00 -- 12:00 Lecture IV: High Harmonic Generation June 27 (Fri) 10:00 -- 12:00 Lecture V: Intense-field Many-body S-matrix Theory Venue: Lecture Room 1404, 4th Fl., Chemistry Bldg. Main