1月25日、横河電機株式会社 足立先生による先端光科学講義II「光ファイバおよび光ファイバ通信の測定技術の原理と光ファイバセンシングへの応用」、ならびに、1月26日〜28日、先端光科学実験実習II「光ファイバ線路測定・評価および光ファイバセンシングの原理に関する演習」が開催されました 　横河電機株式会社 足立正二 先生による先端光科学講義II「光ファイバおよび光ファイバ通信の測定技術の原理と光ファイバセンシングへの応用」(1/25)、ならびに、先端光科学実験実習II「光ファイバ線路測定・評価および光ファイバセンシングの原理に関する演習」(1/26〜28)が開催されました。 講義では、FTTHなど光ファイバ通信に必要な診断計測技術、ならびに光ファイバーの特性を使ったセンシング技術について解説頂きました。光ファイバーの特性について、石油プラントなど光ファイバーセンシング技術が導入されている応用事例まで、詳しく紹介頂きました。 実験実習では、講義と連携してOTDRを用いた光ファイバー診断とその技術を応用した光ファイバーを使ったセンシングを実際に実習しました。(株)フジクラ様よりファイバーをご提供いただき、さまざまな種類のファイバーの診断測定、またファイバーを各自融着した場合、またファイバーに歪みを加えた場合などにどういった影響が出るのか計測を行いました。また、光防災センシング振興協会(PhoSC)が進めている光ファイバー計測技術を応用したJR東日本・地象モニタリングプロジェクトを見学しました。 なお、本実験実習では、「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科総合研究機構光量子科学研究センター」にご支援いただき、森さん(東京大学大学院新領域創成科学研究科）にお手伝いいただきました。 光ファイバーならびに装置をご提供いただきました（株）フジクラ様、スマートフォンによる遠隔ソフトを ご提供いただきましたハル・エンジニアリング（株）、ならびに見学をご許可いただきました東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻村山先生に御礼申し上げます。 　写真はこちらをご覧下さい。