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12月13日(月)、アイシン精機株式会社 イムラレーザー技術グループの大竹秀幸 先生による先端光科学講義II「フェムト秒ファイバーレーザー」、ならびに12月14日(火)〜16日(木)、大竹秀幸 先生、高柳 順 先生による先端光科学実験実習II「フェムト秒ファイバーレーザーを用いたモードロックと非線形効果の観測」が開催されました

講義では、光ファイバーによる光の伝播、性質について、ならびにフェムト秒パルスレーザーをファイバーを用いて発生する方法・原理について、開発時のエピソードを交えながら解説いただきました。また、フェムト秒パルスがファイバー中を伝播する場合に分散によって発生する自己位相変調、ならびにラマンソリトンについて解説いただきました。

実験実習では、講義と連携してフェムト秒ファイバーレーザーの特性、ならびにフェムト秒パルスがファイバー中を伝播することによって発生するソリトンについて実習を行いました。まず、各自光ファイバーの融着方法について練習しました。フェムト秒ファイバーレーザーの出力のスペクトル、パワー、パルス時間幅を観測しました。続いて、出力を2種類のファイバーを融着接続を行い、ファイバー伝播によってラマンソリトンを発生することによって、どのようにパルス形状、スペクトルが変化するのか観測を行いました。

「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科附属光量子科学研究センター」にご支援いただき、丸山 俊さん、大和田成起さん(東京大学大学院理学系研究科)、橋口幸治さん、樋口卓也さん(東京大学大学院工学系研究科)、4名の博士課程学生にティーチングアシスタントとしてお手伝いいただきました。

 写真はこちらをご覧下さい。