講義では、最新の液晶ディスプレイ製造ラインについてご紹介いただき、その中で活用されている高速画像処理による欠陥検査の方法や、発見した欠陥の修復法について講義いただきました。画像処理法として、デジタルミラーデバイス（DMD）を用いた共焦点顕微鏡を、DMDの動作原理とともに解説いただき、液晶ディスプレイ素子の表面検査法とあわせて説明頂きました。また、画像処理方法として、相関関数による評価について講義いただきました。

実験実習では、講義と連携してDMDを使ったプロジェクターの動作原理について解説いただき、カラー静止画や動画表示についての実習を行いました。また、DMDを用いた共焦点顕微鏡を用いて、液晶ディスプレイに用いられるカラーフィルタ上に描画したパターンを観察し、相関関数を用いてその焦点深度の評価を行いました。

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