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12月10日(月)株式会社 東芝 中根 昌代
先生による先端光科学講義II「電力プラントにおけるレーザ応用保全・検査技術」、ならびに、12月11日(火)〜12月13日(木)中根昌代先生、三浦崇広先生、今村武先生による先端光科学実験実習II「レーザーを用いた各種材料検査技術の実習」が開催されました。
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講義では、電力プラントシステムにおいて活躍するレーザー応用技術として、レーザ超音波探傷、レーザ溶接、レーザピーニング、レーザ分光計測について講義いただきました。電力プラントの構造や要求に合わせて現在も発展を続けるそれぞれのレーザー応用技術の原理、実用化のための課題とその解決方法ついて詳しく解説いただきました。
実験実習では、講義と連携して超音波とレーザーを用いた構造材の探傷法、ならびにレーザーブレイクダウンを応用した分光法について実習を行いました。ピエゾ素子を使った金属構造材中の探傷法の原理を学んだ後、実際に金属試料中にある傷の位置、大きさ、数を探して、探傷法を実体験しました。次に、レーザーによる超音波発生と探傷法、ならびにレーザーを用いた探傷計測法の原理とその応用について実習を行いました。また、レーザーブレイクダウン分光の原理を学んだ後、気体分析計測とデータ解析を行い、ブレイクダウン中の気体の様子について考察しました。
本実験実習では、「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科附属光量子科学研究センター」にご支援いただき、博士課程学生のさん、澤田 亮人 さん、横山 翔竜 さん(東京大学大学院工学系研究科)、三浦 瞬さん、安藤俊明さん(東京大学大学院理学系研究科)にティーチングアシスタントとしてお手伝いいただきました。
写真はこちらをご覧下さい。
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