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7月1日(月)シグマ光機株式会社 野崎 喜敬
先生による先端光科学講義I「ハイテクを支えるモノづくり」、ならびに7月2日(火)〜7月4日(木)多幡 能徳 先生,野崎 喜敬 先生,北 和門
先生,小松 重彦 先生先端光科学実験実習I「光学デバイスの取り扱い,光学応用システムによる加工・評価」が開催されました。
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講義では、レーザー加工機や光学デバイスに内蔵されている様々な光学関連製品について、装置の必要仕様を満たすために個々の光学関連製品の高い仕様の実現のため、レーザーミラーや光学マウント、ステージがどのような構造になっており、どのような特徴を持っているのかについて、講義いただきました。
実験実習では、基礎編「光学デバイスの取り扱い」、応用編「光学応用システムによる加工・評価」という2つの実習を行いました。「光学デバイスの取り扱い」では、マイケルソン干渉計を自分で組み立てて、光学素子の表面の様子がどのように干渉縞として観測されるかについて、行ってみました。光学素子の保持方法や、光学素子の表面研磨粗さによって、干渉縞が変わる様子をスケッチして、干渉計測で非常に小さな変化が観測できる様子について実習しました。「レーザー加工とその評価」では、2つのグループに分かれて、シリコン基板のレーザー加工を行いました。決められたサイズのMEMS構造を加工するように、レーザーパワーやスキャン速度、加工回数などを工夫しながら、いちばんきれいに仕上がる条件を探索し、最後に加工仕上げ条件について考察しました。
本実験実習では、「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科附属光量子科学研究センター」にご支援いただき、博士課程学生の柳済允さん、小林拓実さん(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻)にティーチングアシスタントとしてお手伝いいただきました。
写真はこちらをご覧下さい。
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