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2月2日(月)アイシン精機株式会社 大竹秀幸 先生による先端光科学講義II「フェムト秒ファイバーレーザー」、ならびに、2月3日(火)〜2月5日(木) アイシン精機株式会社 高柳 順 先生による先端光科学実験実習II「フェムト秒ファイバーレーザーを用いた3モードロックと非線形効果の観測」が開催されました。
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講義では、ファイバーレーザーによってフェムト秒のパルス幅を実現するため、光ファイバーの特性について、超短パルスの発生法とモード同期によるパルスの狭窄化について、また光ファイバー中の伝搬によるレーザーパルスの分散による影響、非線形光学効果である自己位相変調効果について解説いただきました。次に、フェムト秒ファイバーレーザーの高強度によって、様々な応用が生まれるため、高強度化の方法について、産業における応用事例についてご紹介いただきました。
実験実習では、講義と連携して、フェムト秒ファイバーレーザー発振器の特性を知るため、パワー、スペクトル、パルス時間幅を計測しました。次に、ファイバー増幅器によってパワーが増幅される様子を観察するため、増幅用ファイバーとファイバー発振器を融着接続して、高強度化されたファイバーレーザーのスペクトル、パワーなどを測定しました。増幅用ファイバーを用いたパワーの増幅には限界があることから、チャープパルス増幅器を融着接続やパルス圧縮器を組み立てて実現し、パルス幅やパワーを測定し、その利点と特性について計測しました。
写真はこちらをご覧下さい。
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