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12月14日(月)、オリンパス株式会社 瀧本 真一
先生による先端光科学講義II「生体分子を観る!測る!」、12月15日(火)~17日(木)、瀧本 真一 先生、杉山 崇
先生による先端光科学実験実習II「生体分子を観る!測る! 」が開催されました。
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講義では、医療・ライフサイエンスの発展を支える重要なイメージング機器である光学顕微鏡について、顕微鏡の光学系の構成要素と物体を拡大して観察する原理について、位相差観察や微分干渉観測、レーザを利用した共焦点顕微鏡による観察の原理と利点について解説いただきました。蛍光タンパクを用いた蛍光顕微法やフェムト秒レーザを用いた多光子光学顕微鏡など、近年目覚しく発展するバイオサイエンス分野で用いられる新しい顕微鏡技術についてご紹介いただきました。また、顕微観察法を医療に応用した内視鏡について、その観察技術や体内の病気を発見するためのさまざまな新しい技術についてご紹介いただきました。
実験実習では、レーザ走査型顕微鏡を用いて細胞の蛍光顕微観察を行いました。細胞の染色法の原理を学んだうえで、各自生体試料の染色を行いました。また、レーザ操作型顕微鏡の原理と顕微鏡を構成する光学部品の特性と機能を学んだうえで。染色に用いた蛍光色素の特性に合わせた励起波長やフィルタの組み合わせを検討した後、蛍光観察の励起、観察波長の設定を調整し、各自で染色した試料の蛍光顕微画像の取得を行いました。
写真はこちらをご覧下さい。
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