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5月23日(月)、東京大学大学院工学系研究科附属光量子科学研究センター 小芦雅斗 教授
による先端光科学講義I「光の量子性と光子計数法 」,5月24日(火)〜26日(木)吉岡孝高 先生,小西邦昭 先生による先端光科学実験実習I「光子相関計数法とその応用」が開催されました。
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講義では,光の輻射について古典論と量子論と光子統計係数法について講義いただきました.光の干渉が量子論において経路ごとの複素振幅の和で説明できることを解説いただきました.
次に,光子の統計,すなわち検出頻度分布が時間間隔分布として測定できることから,古典的な光やレーザー光,アンチバンチングした非古典光の場合にどのような光子統計を示すのか,
実際にこれまで観測されている幾つかの例を挙げながら解説いただきました.
実験実習では,講義と連携して光子統計を測定する光子計数法について解説いただいたうえで,2次の相関係数の測定を行いました.
実験は,ヘリウムネオンレーザーを回転するすりガラスで位相にランダムさを加えることによってコヒーレンス時間を変化させた光源を用いて,
HBT干渉計を組み立て,コヒーレンス時間の違いによってどのように2次の相関係数が変化するか測定し,その結果について検討しました.
本実験実習では,先端光科学アライアンス「APSA」,工学系研究科附属光量子科学研究センターのご支援により,理学系研究科 物理学専攻の石井俊太郎 さん,根本夏紀 さんにティーチングアシスタントとしてご協力いただきました.
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