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2017年6月5日(月)、株式会社東芝 椎原克典 先生による先端光科学講義I「電力プラントにおけるレーザ応用保全・検査技術」、6月6日(火)〜8日(木)、椎原克典 先生、廣田圭一 先生、山本 摂 先生、上野聡一 先生による先端光科学実験実習I「光を用いた検査技術の実習」を開催しました。
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講義では、電力プラントにおける保全プロセスにおいて、検査、補修、予防保全の各段階でレーザを用いて行うことによって高い性能、信頼性を実現できることを講義いただきました。応力腐食割れを防ぐための予防保全としてレーザピーニング法をご紹介いただき、従来のショットピーニング法と比較して狭い場所や水中でも施工可能であるといった優位点などについて具体的な施工事例を挙げながら解説いただきました。また、レーザ超音波探傷法や水中レーザ溶接法についてご紹介いただき、レーザを用いた保全プロセスの開発によって、これまで施工が難しかった場所でも保全が遠隔操作、かつ短時間で実現可能になることを解説いただきました。
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実験実習では、講義と連携して、レーザを水中に設置した金属試料に照射して、フォーミング試験を行い、レーザピーニング法による形状変化とX線回折装置による残留応力測定結果と合わせて、その原理と結果について理解しました。また、従来より行われている超音波素子を用いた金属試料の超音波探傷を体験した上で、He-Ne干渉計を用いた超音波検出とパルスレーザを用いた超音波発生を行い、非接触で金属試料の探傷ができることを体験しました。
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本実験実習では、先端光科学アライアンス「APSA」、工学系研究科附属光量子科学研究センターのご支援により、理学系研究科物理学専攻 櫻井治之 さん、工学系研究科物理工学専攻の福原竜馬さんにティーチングアシスタントとしてご協力いただきました。
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2017 June 5 〜 June 8 株式会社東芝 講義・実験実習風景
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